こんにちは!おくまりです。
「WEBマーケティングって、最近よく耳にするようになったけど、どういうことをするのかわからない」
と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、WEBマーケティングのことを詳しく知りたい方向けに、次のことを解説していきます。
- WEBマーケティングとは何か?をわかりやすく6ステップで解説
- WEBマーケティングという仕事に向いている人・向いていない人の特徴を解説
<この記事を書いた人>
- 運営者:手取り20万以下の会社員で、スキルなし・学歴なしの底辺シングルマザー
- 現在:WEBマーケッターとして日本トップクラスである青木創士さん主宰のキークエスト2023年度Webマーケティングスクールに在籍中
- 目指す未来:0から1年でスキルを身につけて、月収30万円を目指す。
- 自己紹介記事もぜひチェックください。
WEBマーケティングとは
まず、マーケティングとは、商品開発から販売するまでのトータルプロセスのことです。ビジネスの8〜9割はマーケティングということになります。
マーケティングを学ばないでビジネスをするということは、
- ルールを知らずにスポーツをやっている。
- 目隠しをしながらバットを振っている。
と同じ状態です。
マーケティングをしっかり学べば、起業自体博打ではなくなりますし、再現性持って集客や売り上げを上げることが自在にできるようになります。
そのマーケティングをWEBを使って行うのがWEBマーケティングです。
冒頭にもお伝えしましたが、WEBマーケティングのゴールとは、究極「砂漠で水を売る」状態にすることです。
要は、「営業しなくても売れるようになる」理想の状態へ持っていくことが、ゴールとなります。
WEBマーケティングの具体的なプロセス6ステップ
具体的なプロセスは、以下のとおりです。
商品設計・コンセプト設計
認知
興味
集客
信頼構築
販売
これら6つのプロセスを丁寧に攻略すると、世の中の人から営業をしなくても、
と言われる状態にすることができます。
営業をしなくても良い状態は、マーケティングの理想系と言われてます。
それでは、ステップ別で詳しく解説していきます!
Step①|商品設計・コンセプト設計
まず、誰にどんな未来を届けるか?と言うコンセプトを決めることが、全ての始まりです。
人は、何にお金を使うのでしょうか?基本的に、人は自分の未来を変えてくれるものにお金をかけます。
例①古い洗濯機から買い替え
ドラム式の洗濯機が欲しいから買う
楽に洗濯・乾燥までが終わる未来が欲しいから、買う
例②古い掃除機から買い替え
ロボット式の掃除機が欲しいから買う
自分が掃除機をかけなくて良い未来が欲しいから、買う
機能の説明だけされても、心に響かないのがわかりますか?
コンセプト設計で重要な考え方
次に、コンセプト設計で重要な考え方は、WILL-CAN-MUST(ウィル・キャン・マスト)の考え方です。
WILL:自分がやりたいこと
CAN:自分ができること
MUST:社会が求めること
このバランスがしっかり取れていることが重要です。
独りよがりのコンセプト設計では、世の中の求めているものにはなりません。
【WILL】自分がやりたいことが明確になっていますか?
【CAN】自分ができることが明確になっていますか?
社会が求めることを無視していませんか?
【MUST】上の2つが明確になっていたとしても、ここで1番重要なのがMUSTの考え方です。リサーチをしっかりして需要を調べる必要があります。
未来を届けたい消費者が何に困っていて、自分の人生をどう変えたいかを調べることが最重要です。
調べ方は、例えば本や情報誌・YouTubeなどから、悩んでいる人・競合をひたすら調べます。
競合がいたら、伸びている理由を探したり、その競合・チャンネルより差別化した良いチャンネルやアカウントを作ることがポイントになります。
キャッチコピーを完成させる
誰にどんな未来を届けるか?を要約したキャッチコピーを完成させます。
ここが言語化しているから、発信した時に消費者にわかりやすく届けることができるようになります。
<一般的に有名な企業のキャチコピー>
そうだ、京都へいこう JR東海 京都キャンペーン
すぐおいしい、すごくおいしい チキンラーメン
ココロも満タンに コスモ石油
Drive Your Dream トヨタ自動車
自然を、おいしく、楽しく カゴメ
ここまで完成させてはじめて商品設計・コンセプト設計の完成です。
Step②|認知
WEB上で戦うフィールド選びをする
次に、どこで戦うべきか、認知を獲得するための戦うフィールドを選びます。
プラット フォーム |
アクティブ ユーザー数 |
拡散力 | コンテンツ 作成難易度 |
拡散 性能 |
YouTube | 7,000万人 | ◎ | AI | |
TikTok | 1,700万人 | ◎ | AI | |
3,300万人 | ◯ | AI | ||
X(Twitter) | 4,500万人 | △ | 人 | |
2,600万人 | × | 人 | ||
ブログSEO | ー | ◎ | AI |
ユーザー数参考:Gaiax
基本的には、みんなが知っている場所じゃないと、知ってもらえません。
戦うフィールドを選ぶポイント
- トレンドがあり盛り上がっているか
- フォロワー0でも拡散性能が高いか
まずは人の熱量があって、トレンドがあり盛り上がっている場所を選ぶのが正解となります。
ユーザーがアクティブで熱量があると、集客や販売が確実に楽になるからです。
そして、そもそもそのプラットフォームは、人が拡散するのか、AIが拡散するのか。YouTubeとTikTokは、人がバズらせるのではなく、AIのアルゴリズムがおすすめしてバズらせてくれます。
(※X (旧Twitter)は、人が拡散する傾向が強いので、初心者は伸ばしにくい)
コンテンツ作成難易度は最も難しいですが、最も拡散性能があって、AIに「面白い動画だ」と思ってもらえれば、フォロワー0でもどんどん拡散してくれるアルゴリズムになっていることから、初心者でもおすすめと言われています。
発信内容を決める
コンセプトを決めて、戦うプラットフォームを決めたら、次に発信内容を決めます。
情報発信の基本は次の4パターンです。
- 悩み解決の発信
- モチベーションが上がる発信
- 憧れを作る発信
- エンターテイメントの面白い発信
この場合も、自分のやりたいことを発信するのはNGです!
コンセプトでもあったように、WILL-CAN-MUSTの需要がある内容を発信してこそ、価値があります。
この4パターン以外で発信しようとすると、魅力や情報の価値を感じてもらえず、結果が伸びないことを理解しましょう。
これらを駆使して、自分たちがやっていることを知ってもらうことが、認知になります。
Step③|興味
認知が取れて、フォロワーになってもらったら、次はファン化してもらう=興味の段階になります。
フォロワーは、ファンじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、
大部分のフォロワーは、何気なくフォローしているだけの、ただのフォロワーです。
フォローしてもらえているから、もう自分のファンだと思ったら、大間違いと言うことです。
ファンになってもらうには、次の二つのことをする必要があります。
- 自分のことを深く知ってもらうこと。(人生のストーリーを理解してもらう)
- 相手をどんな理想未来に連れていきたいか。
これらが一発で揃うコンテンツは、自分の人生を深く知ってもらうコンテンツを作ることです。過去ー現在ー未来の時間軸で自分の人生を繋げた自己紹介ストーリーができた時に、オンリーワンのストーリーを作ることができます。
【過去】生まれ・育ち・悩んでいたこと・どんな経験
【現在】どんな悩み・努力・どんな生き方をしているか
【未来】社会・将来に向けてどんな価値提供をしていきたいのか
過去と現在の自分のバックボーンに共感してもらう・深く知ってもらうことで興味を持ってもらえる。 ここでは、”共感してもらえる”ということがキーポイントになります。
共感して深く知ると、”好き”という状態に近づくからです。
そして、未来に向けて努力している姿を見て、憧れや応援をしてもらえるようになります。
ここで初めてファン化が起きます。
ここまでのコンセプト設計・認知・プロセスが非常に重要でですが、無視して集客・販売だけしようとする人が多いので、ここまでを無視してしまうと、うまくいかないということを理解しましょう。
Step④|集客
そして、集客の本質とは、自分たちからいつでも情報をお届けできる状態にすることを、集客と言います。「見込み客リストを作る」とも言います。
顧客名簿の質と量が高ければ高いほど、企業の売り上げの見込みにも繋がり、
見込み客リストの数=企業価値ということになります。
ここまで来て初めて、売り上げの見込みが立つ段階に来ていると言えます。
具体的には、無料情報を届けるために、LINE公式アカウントなどに登録してもらうことです。
ここで重要なのは、無理やりではなく、無料特典などを用意することで
消費者から喜んで「あ、それなら登録したいです!」と言ってもらえるように促すことです。
無料特典の例
- 無料クーポンの配布
- 有料級の価値提供
- 個別相談会
- 無料セミナー
Step⑤|信頼構築
信頼とは、消費者がお金を払っても大丈夫な相手だと伝えていくことが信頼構築になります。
消費者にとっての最大の不安は、お金を払っても何も得られなかった・理想の未来を何も得られないという結果です。その不安を払拭してあげることが大切です。
信頼構築は無償奉仕のGIVEで成り立ちます。
無償奉仕のGIVEの例
- 無料で何かサービスや商品を提供する
- もらった金額以上の仕事をする
- 化粧品のサンプル品を配る(化粧品の会社の場合)
- 価値がある知らない情報の提供
- モチベーションを上げる情報発信
ここで見返りを求めないことが最も重要なポイントになります。
見返りを求める行為とは、自分がやったことに対して、「何かお礼してよ」「何か返してよ」という言動や態度をとることです。
この見返りを求める行為をすることによって、それまでのすべてのGIVE行為が気持ち悪く感じられてしまいます。
そして、「なんだよ、この人!」という風に、見返りを求める行為を跳ね返したくなります。
見返りなど求めずにGIVEを続けていれば、すぐには返ってこなくてもいつかは直接じゃなくてもなんらかの良い評判や紹介という形で返ってくるものです。
ビジネスの見返りはビジネスで返ってくることを念頭に、とにかくGIVEを続けてみてください。
そのうち自然に返される良い流れの循環ができてくるものです。
この価値提供をやっていくと、自然と「この人って良いよね」「この人っていつも楽しませてくれる、いい人だ」「この人は面白い良い人だ」=「良い」の評判が貯まっていくことで、信頼構築ができてきます。
この良い状態が高まっているときに、何か販売しようとした時に、
「あ、あの人から商品(サービス)が出てるんなら、あの人からなら買いたいな」と思わせることができます。
Step⑥|販売
この状態まで来てしまえば、販売手法は何でも良くなります。
その理由は、販売手法が重要なのではなく、商品設計・コンセプト設計から信頼構築までのプロセスが最も重要で、そこまでをしっかりやっていれば、販売手法は何だって売れるようになるからです。
販売手法の例
- 文章でのセールス
- 動画でのセールス
- LINEステップ配信
- セミナーでのセールス(リアル・ウェビナー)
- ECサイトでの少額商品のセールス
ここまでのプロセスを理解せず、履き違えている企業や人は、一生ビジネスでうまくいかないし、必ずどこかで行き詰まってしまいます。
WEBマーケティングに向かない人・向いている人の特徴
WEBマーケティングの全体像はわかったけど、実際にWEBマーケティングを仕事にしようとした時に、「私にできるのかな・・」「難しそう・・」と思っちゃう人もいると思います。
そこで、WEBマーケティングを仕事にする上で向かない人・向いている人の特徴をお伝えしていきます。
WEBマーケティングに向いていない人の特徴
- 言われた仕事だけをやりたい人
- データの分析が苦手
- ネットやSNSが苦手
- 流行に疎い
- コミュニケーションスキルが低い
- 納期を守れない
- 頑張りたくない
- デザインが苦手
WEBマーケティングに向いていない人の特徴は、上記の特徴を持った人です。
このような特徴を持った人にとっては、なかなか難しい仕事かもしれません。
WEBマーケティングに向いている人の特徴
- 新しいことに挑戦するのが好き
- コツコツ・淡々と仕事ができる
- データの分析ができる
- ネットやSNSが得意
- 流行にアンテナを立てている
- コミュニケーションスキルが高い
- 納期を必ず守る
- デザインの基礎的な知識がある
WEBマーケティングの仕事は多岐に渡るため、幅広く情報を取ってきたり、常に新しいことに挑戦できる人が求められています。
WEBマーケティングは一通り覚えたらこれで終わり!ではなく、常に変化し続ける現代社会のトレンドについていく力が必要になります。
また、お客様や依頼者とも直接やり取りをすることが多いので、コミュニケーションスキルや納期を守ることは信頼を勝ち取る上でも必須です。
WEBマーケティングは資格や学歴など必要がない、誰でも挑戦できるフィールドで、収入も青天井だと言われています。
だからこそ、求められるスキルは普通より高いとも言われています。
でも、全部が全部最初からできていなくても大丈夫です。
訓練でなんとかなる部分もあるので、WEBマーケティングのスキルを身につけながら、少しずつできることが増えるように、成長するための努力を積み上げることが何より大事です。
まとめ
今回は、WEBマーケティングについて、以下のことを解説しました。
- WEBマーケティングとは何か?をわかりやすく6ステップで解説
- WEBマーケティングに向いている人・向いていない人の特徴を解説
このWEBマーケティングのスキルを身に付けたい方向けに、1年で最短にWEBマーケティングのスキルをつける方法を書いた記事がありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、次の記事でお会いしましょう。